ママきれい|赤ちゃんの沐浴はスキナベーブ

文字サイズ

  • 標準
  • 大

持田ヘルスケア株式会社

ママきれい

妊娠から産後にかけてのトラブルに気をつけて
いつもキレイなママでいるために

妊娠中のホルモンの変化

卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は女性機能に最も重要な働きをするので一般的に「女性ホルモン」といわれています。
卵胞ホルモンは女性が思春期に入る頃から分泌されます。体が丸みを帯び、艶のある髪、しっとりと張りのある肌など女性らしさをつくります。また子宮の発育にも関係し受精卵が着床しやすいようにします。

黄体ホルモンは卵胞ホルモンによって増殖された子宮内膜に働きかけ更に妊娠しやすい状態、それを維持する働きがあります。妊娠から産後にかけて女性ホルモンの量は急激に変化し、その影響により、妊娠前にはなかったトラブルが起こりやすくなります。いつもキレイなママでいるために、ちょっと気をつけてみましょう。

気になる項目をクリックして

それぞれのトラブルの原因とケア方法を確認しましょう。

原因

はっきりと原因は解明されていません。黄体ホルモンと絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は受精卵や胎盤が発育していくのに適した環境を作る働きを持っていますが、これらのホルモンの増加があまりにも急激なため、体が調整しきれず脳の中枢等を刺激して吐き気等の症状がでるのではという説や、精神的なストレスが自律神経失調症を起こす説などがあります。

ケア

無理に食べる必要はないので食べたい時に食べましょう。水分を充分に取り上手に気分転換をはかりましょう。匂いに敏感になる人もいるので化粧品や石鹸、シャンプーなども無香料のものを選ぶとよいでしょう。あまり症状がひどい時は、医師に相談することをおすすめします。

原因

妊娠中はホルモンの影響で体質が変化し、新陳代謝が活発になって汗をかきやすくなったり、乾燥によるかゆみや湿疹、かぶれ、アトピー性皮膚炎などの肌のトラブルが出やすくなります。全体にかゆくなるものを「妊娠性皮膚」、お腹や胸、太ももなどに赤いブツブツができ強いかゆみをともなうものを「妊娠性痒疹」といいます。

ケア

シャワーや入浴を頻繁にして、肌を清潔に保つことが大切です。肌への刺激を減らすため、着るものはなるべく自然素材の肌触りのよいものを選びましょう。

原因

胎児は血液をつくるため、母体から鉄分を吸収します。また妊娠中は血液の総量が増えるのにヘモグロビンはそれほど増えないため、貧血になりやすくなります。

ケア

鉄分の多い食品(レバーや鰯、ほうれん草、ヒジキなど)を摂取しましょう。サプリメントを上手に利用して妊娠による、不足しがちな栄養素を補うのも効果的です。

ページの先頭へ