助産師に聞く 妊娠後期のQ&A|赤ちゃんの沐浴はスキナベーブ

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持田ヘルスケア株式会社

助産師に聞く 妊娠後期のQ&A

助産師に聞く 妊娠後期のQ&A
妊娠後期の悩み・不安

出産を間近に控えた妊娠後期は、からだだけでなく、心も不安定になりがちです。
ひとりで抱え込まずに、助産師さんに相談をして残り少ない貴重な妊娠期間を存分に楽しみましょう。

Q.

色々なテキストを読むと、妊娠20週くらいからおっぱいケアを始めなくてはならないと書いてあります。
でも、刺激でおなかが張ったり流産のおそれもあると注意書きがあるため、怖くて、ついぞ今まで(妊娠8ヶ月)何もせずにきてしまいました。

ケア自体も、ひっぱったりつねったりして相当痛いと聞きました。出産してからケアするのでは遅いのでしょうか。ケアをすると早産になるのではないかと心配してしまいます。(桃の天然水♪さん 32歳)

回答者:助産師 山本智美さん山本智美さん
A.

おっぱいの手入れについては、さまざまな方法があります。目的地に向かうのに何通りの道があるように、母乳育児をしていくのにもいくつかの方法や考え方があります。その中のどの方法を施設で取入れているかによって指導方法は若干違います。

妊婦さんやお母さんには混乱する元になりますが、やり方がいくつもあると考えると、少し気が楽になりませんか。

さて、8ヶ月で何も手入れをしていないとのことですが、特に妊娠中には手入れをする必要はなく、出産後すぐに赤ちゃんにおっぱいを吸わせることが大切であると言っている専門家もいます。一番いいのは、あなたが出産する施設の助産師に乳房や乳頭の状態をみてもらい指導を受けることです。

回答いただいた助産師さん

山本智美さん

聖母病院(東京都新宿区)勤務。
妊婦さんたちを安心に導くかたわら、高校生の性教育にも携わっている。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。

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